モロヘイヤ

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高温、乾燥に強い栄養豊かな作物です。直まきは5月頃温度が高くなってからたねまきします。
ポットで種まき育苗して5月定植は収穫期間が長くなり収穫量も多くなります。但し、育苗期間に低温(10℃以下)に遇わないように注意し、もしも花芽が出てきたら強く剪定して新芽を出させます。

苗を購入する時は大苗(草丈10cm以上)を避け小苗(本葉5枚程度)で定植したほうがよいと思います。定植可能温度(15℃以上)になる頃に大苗の場合は販売店で低温に遭っている事も考えられ、またポットが小さいと根鉢が密になり活着が遅れたりで良い成育が望めない事も。40〜50pの株間で定植します。

定植後40〜50cmに伸びた頃芽先10cmで摘心して、分岐枝の発生を促します。収穫を始めたころに化成肥料を施します。(普通化成8:8:8 1u当たり30〜40gを1ヶ月毎に1回の割合で)

収穫は側枝を20〜30cmで切り取り、先端部の5cmと側芽葉を利用します。側枝は枝元に2〜4芽(2〜4葉)残して切り戻しておきます。秋口になると蕾を持つようになり、蕾の内は収穫できますが、開花が始まると茎葉は伸びなくなるので栽培を終了します。

モロヘイヤは栄養価が高いですから是非とも毎年栽培したい野菜?です。収穫量は少なくとも、収穫回数を多くして、食卓の一品にすると夏バテ防止に役に立つかも。




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作物名 モロヘイヤ
科 族 目 しなのき科つなそ属
原産地方 エジプト
作物特性 K、Ca、Mg、P、Fe、Cu、Mn、Zn、ビタミンA(βカロテン)、Bアナイシン葉酸群、C、E、K、食物繊維を多く含む
栽培特性 特にカリウム、銅、マンガンとビタミンAβカロテン、B葉酸、C、E、Kが多く、葉菜の中ではタンパク質も多い
カルシウム:体を支える骨格や歯などを構成する重要なミネラルで不足すると骨の弱体を招く
鉄:赤血球を構成するヘモクロビンの成分で体内に酸素を供給する重要な働きがあり不足すると貧血症になる
カリウム:ナトリウムを対外に排出する効果のあるところからそれに伴う血圧の低下など生活習慣病予防に寄与
マグネシウム:造骨に必要とされ、又自律神経の安定に寄与し各種生活習慣病を予防する
マンガン:エネルギー代謝に必要な酵素や生体維持の為の各種酵素の成分として必要ミネラル
銅:赤血球を作るのに触媒としての作用があり、鉄とのバランスの取れた摂取が必要
リン:カルシウムと共に骨を構成する重要な要素ですがそれらのバランスが重要だといわれています 
亜鉛:味覚をつかさどり、代謝を活性化する重要な要素で、肌の美容にも好影響があるといわれている
食物繊維は主に消化器官を適切な状態に保つと共に、それによって各種の生活習慣病の予防に寄与している
ビタミンA、(βカロテン)は視神経を活発化するとともに美肌にも効果があるといわれている
カロテンは色素成分で活性酸素を阻害する抗酸化作用があり、生活習慣病予防や免疫を強化する働きがある
ビタミンBアナイシン葉酸群はブドウ糖、脂肪、タンパク質を効率よく熱に換えたり、細胞の増殖に重要な働きをしている
葉酸は造血作用に働いて健全な血液を作り出す
ビタミンCは抗酸化作用があり活性酸素の増加を防ぎ抗癌作用があるといわれている
ビタミンEは抗酸化作用があり、活性酸素を押さえ老化や悪玉コレステロールによる血管障害など生活習慣病の予防
ビタミンKは血小板の働きを助けたり造骨作用を活性化し、骨粗しょう症の改善や予防の働きがある
育苗中に低温(10℃以下)になると若木のうちに開花するので注意し、その場合は枝を切り詰める
茹でる時は栄養分の流出を少なくする為に必要限短時間にする
品種等 モロヘイヤ
生育土壌 pH6〜6.5 水持ち良く通気性がある
播種時期 5月〜6月
植付時期 5月〜6月(加、保温育苗)
発芽地温 20〜30℃
生育温度 25〜35℃
収穫時期 適宜
保存方法 適湿常温
モロヘイヤ 単位は上段を除き100g当りmg(mg/100g) 日本食品標準成分表より
構成物質 熱量(Cal) 水分g タンパク質g 脂質g 炭水化物g 灰分g
摂取目安 2500 60 70 400
生・葉 38 86.1 4.8 0.5 6.3 2.1
ゆで・葉 25 91.3 3 0.4 4 1.2
無機質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛 マンガン
摂取目安 4000≧ 2500 1000 350 1000 10 10 1 4
生・葉 1 530 260 45 110 1 0.6 0.33 1.32
ゆで・葉 4 160 170 25 53 0.5 0.4 0.2 1.02
ビタミン A(カロテン) A(レチノール) B1 B2 ナイアシン B6 B12 C D
摂取目安 0.7 1.5 1.5 15 1.5 0.0024 100 0.005
生・葉 10 0.84 0.18 0.42 1.1 0.35 0 65 0
ゆで・葉 6.6 0.55 0.06 0.13 0.4 0.08 0 11 0
ビタミン E K 葉酸 パントテン酸
摂取目安 10 0.07 0.25 7
生・葉 7 0.64 0.25 1.83
ゆで・葉 3.7 0.45 0.067 0.7
脂肪酸 飽和 1価不飽和 多価不飽和 コレステロール
摂取目安 750≧
生・葉 - - - 0
ゆで・葉 - - - 0
食物繊維 水溶性 不溶性 食塩相当 硝酸窒素
摂取目安 25000 10(g)≧
生・葉 1300 4600 5900 0 200
ゆで・葉 800 2700 3500 0 100
摂取目安 : 普通活動成人男子の目安 (女子、少年、活動状態により加減)
病気 適用薬剤 殺菌剤ページへ
土壌障害 土壌消毒(クロルピクリン等) 輪作 親苗の健全採苗 地下水位を下げる 
灰色かび病
斑点細菌病
菌核病
疫病
炭疽病
軟腐病
褐斑細菌病
黒星病
うどんこ病
べと病
褐斑病
つる枯病
白さび病
さび病
白斑病
黒斑病
黒腐病
果実陥没病
果実汚斑細菌病
花蕾腐敗病
株腐病
根こぶ病
茎枯病
苗立枯病
斑点病
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ハダニ類
タバココナジラミ
オンシツコナジラミ
ハスモンヨトウ アファーム乳剤
ヨトウムシ トアローCT アファーム乳剤 エスマルクDF 
コナガ アファーム乳剤 トアローCT エスマルクDF 
アオムシ アファーム乳剤 トアローCT エスマルクDF 
オオタバコガ エスマルクDF
タマナギンウワバ
アブラムシ類
ネグサレセンチュウ
ネコブセンチュウ
アザミウマ類
ミナミキイロアザミウマ
ミカンキイロアザミウマ
ハイマダラノメイガ
ハモグリバエ類
ナメクジ カタツムリ類
コガネムシ類幼虫
ネキリムシ
ケラ ネキリムシ類
キスジノミハムシ
カブラハバチ

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2006年栽培




病気写真




害虫益虫写真
マメコガネ

ブチヒゲカメムシ

メイガ類?

茎に侵入のメイガ?

開花 茎葉が伸びない

4月18日        5月17日
種まき         発芽育苗

6月4日         6月27日
定植圃場       生育中

7月8日         7月20日
収穫

9月7日
草丈2mを超える

9月25日
剪定して収穫中