作物名 | たかな | ||||||||
科 族 目 | あぶらな科あぶらな属 | ||||||||
原産地方 | 中央アジア、中国 | ||||||||
作物特性 | K、Ca、Fe、ビタミンA(βカロテン)、Bアナイシン葉酸群、C、K、食物繊維を多く含む | ||||||||
栽培特性 | カリウム:ナトリウムを対外に排出する効果のあるところからそれに伴う血圧の低下など生活習慣病予防に寄与 | ||||||||
カルシウム:体を支える骨格や歯などを構成する重要なミネラルで不足すると骨の弱体を招く | |||||||||
鉄:赤血球を構成するヘモクロビンの成分で体内に酸素を供給する重要な働きがあり不足すると貧血症になる | |||||||||
ビタミンA、(βカロテン)は視神経を活発化するとともに美肌にも効果があるといわれている | |||||||||
カロテンは色素成分で活性酸素を阻害する抗酸化作用があり、生活習慣病予防や免疫を強化する働きがある | |||||||||
ビタミンBアナイシン葉酸群はブドウ糖、脂肪、タンパク質を効率よく熱に換えたり、細胞の増殖に重要な働きをしている | |||||||||
葉酸は造血作用に働いて健全な血液を作り出す | |||||||||
ビタミンCは抗酸化作用があり活性酸素の増加を防ぎ抗癌作用があるといわれている | |||||||||
ビタミンKは血小板の働きを助けたり造骨作用を活性化し、骨粗しょう症の改善や予防の働きがある | |||||||||
食物繊維は主に消化器官を適切な状態に保つと共に、それによって各種の生活習慣病の予防に寄与している | |||||||||
品種等 | 紫たか菜、三池たか菜 | ||||||||
生育土壌 | pH6〜6.5 水持ち良く通気性がある | ||||||||
播種時期 | 8月〜9月 | ||||||||
植付時期 | 9月〜10月 | ||||||||
発芽地温 | 15〜25℃ | ||||||||
生育温度 | 15〜25℃ | ||||||||
収穫時期 | 11月〜12月 | ||||||||
保存方法 | 適湿常温 | ||||||||
たかな | 単位は上段を除き100g当りmg(mg/100g) | 日本食品標準成分表より | |||||||
構成物質 | 熱量(Cal) | 水分g | タンパク質g | 脂質g | 炭水化物g | 灰分g | |||
摂取目安 | 2500 | 60 | 70 | 400 | |||||
生・葉 | 21 | 92.7 | 1.8 | 0.2 | 4.2 | 0.9 | |||
漬物 | 33 | 83.5 | 2.8 | 0.2 | 7 | 6.5 | |||
無機質 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | マグネシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 | 銅 | マンガン |
摂取目安 | 4000≧ | 2500 | 1000 | 350 | 1000 | 10 | 10 | 1 | 4 |
生・葉 | 43 | 300 | 87 | 16 | 35 | 1.7 | 0.3 | 0.04 | 0.24 |
漬物 | 2300 | 450 | 150 | 20 | 43 | 2.1 | 0.4 | 0.09 | 0.22 |
ビタミン | A(カロテン) | A(レチノール) | B1 | B2 | ナイアシン | B6 | B12 | C | D |
摂取目安 | 0.7 | 1.5 | 1.5 | 15 | 1.5 | 0.0024 | 100 | 0.005 | |
生・葉 | 2.3 | 0.19 | 0.06 | 0.1 | 0.4 | 0.16 | 0 | 69 | 0 |
漬物 | 3.6 | 0.3 | 0.07 | 0.14 | 0.1 | 0.1 | 0 | 30 | 0 |
ビタミン | E | K | 葉酸 | パントテン酸 | |||||
摂取目安 | 10 | 0.07 | 0.25 | 7 | |||||
生・葉 | 0.9 | 0.12 | 0.18 | 0.27 | |||||
漬物 | 1.5 | 0.22 | 0.081 | 0.25 | |||||
脂肪酸 | 飽和 | 1価不飽和 | 多価不飽和 | コレステロール | |||||
摂取目安 | 750≧ | ||||||||
生・葉 | - | - | - | 0 | |||||
漬物 | - | - | - | 0 | |||||
食物繊維 | 水溶性 | 不溶性 | 食塩相当 | 硝酸窒素 | |||||
摂取目安 | 25000 | 10(g)≧ | |||||||
生・葉 | 800 | 1700 | 2500 | 0.1 | 200 | ||||
漬物 | 1000 | 4200 | 5200 | 5.8 | - | ||||
摂取目安 : 普通活動成人男子の目安 (女子、少年、活動状態により加減) | |||||||||
病気 | 適用薬剤 | 殺菌剤ページへ | |||||||
土壌障害 | 土壌消毒(クロルピクリン等) 輪作 親苗の健全採苗 地下水位を下げる | ||||||||
灰色かび病 | |||||||||
斑点細菌病 | Zボルドー水和剤 | ||||||||
菌核病 | |||||||||
疫病 | |||||||||
炭疽病 | |||||||||
軟腐病 | Zボルドー水和剤 | ||||||||
褐斑細菌病 | Zボルドー水和剤 | ||||||||
黒星病 | |||||||||
うどんこ病 | カリグリーン | ||||||||
べと病 | Zボルドー水和剤 | ||||||||
褐斑病 | |||||||||
つる枯病 | |||||||||
白さび病 | |||||||||
さび病 | カリグリーン | ||||||||
白斑病 | |||||||||
黒斑病 | |||||||||
黒腐病 | Zボルドー水和剤 | ||||||||
果実陥没病 | |||||||||
果実汚斑細菌病 | |||||||||
花蕾腐敗病 | |||||||||
株腐病 | |||||||||
根こぶ病 | フロンサイド粉剤 ネビジン粉剤 | ||||||||
茎枯病 | |||||||||
苗立枯病 | |||||||||
斑点病 | |||||||||
害虫 | 適用薬剤 | 殺虫剤ページへ | |||||||
ハダニ類 | |||||||||
タバココナジラミ | |||||||||
オンシツコナジラミ | |||||||||
ハスモンヨトウ | アファーム乳剤 | ||||||||
ヨトウムシ | トアローCT エスマルクDF アファーム乳剤 | ||||||||
コナガ | トアローCT エスマルクDF アファーム乳剤 | ||||||||
アオムシ | トアローCT エスマルクDF アファーム乳剤 | ||||||||
オオタバコガ | エスマルクDF | ||||||||
タマナギンウワバ | |||||||||
アブラムシ類 | 除虫菊剤 オルトラン水和剤 | ||||||||
ネグサレセンチュウ | |||||||||
ネコブセンチュウ | |||||||||
アザミウマ類 | アファーム乳剤 | ||||||||
ミナミキイロアザミウマ | |||||||||
ミカンキイロアザミウマ | |||||||||
ハイマダラノメイガ | アファーム乳剤 | ||||||||
ハモグリバエ類 | アファーム乳剤 | ||||||||
ナメクジ カタツムリ類 | |||||||||
コガネムシ類幼虫 | |||||||||
ネキリムシ | |||||||||
ケラ ネキリムシ類 | ダイアジノン粒剤 | ||||||||
キスジノミハムシ | ダイアジノン粒剤 | ||||||||
カブラハバチ |
9/16
9/25
11/10
12/4
塩漬け
高菜は漬物として有名で是非とも作ってみたい野菜です。レタスなどの様に生食することはなく、またホウレンソウの様に茹でて食することもあまりなさそうです。豆腐や油揚げ、縮緬雑魚や卵との和え物が目にとまるくらいです。
塩漬けてからのおにぎりや油炒め、チャーハン等の漬物からの料理バリエーションが多い。とくに熟成して酸味が出るころの油炒めは投入する食材の豊かさゆえにいろいろな味が楽しめます。
秋口に播種すると年内の収穫が出来、また晩秋に播種し霜よけを施すと年明けに小さい株での収穫になりますが、冬の貴重な葉菜の一翼を担います。
連結ポットの播種し、3号ポットで移植育苗後定植します。日当たりがよく水はけの良いところが適地ですが、灌水することも重要ですので滞水するところは避けます。生育は極順調で、病害虫の発生も季節柄少なく、大株での収穫も容易いです。
関東地方では高菜にあまりなじみは無いようで、スーパーなどでの販売は少なく残念な気がします。比較すると高菜漬けとしての販売の方が多いので、自家漬物としては面倒なんでしょうか。?その点は野沢菜とよく似ていますね。
3月に入り気温の上昇してきましたら残った高菜漬けを細かく刻み、密封ポリ袋に入れ冷蔵庫で保存できます。この際漬け汁も一所に入れ空気を少なくして密封すると保存期間が長くなると思いますが、あくまでも思いですので・・・・。